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「ランウェイで笑って」第1巻感想書評レビュー。俺達が求めてた少年漫画が爆誕したわこれ……

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講談社より発売「ランウェイで笑って」1巻の書評・感想・レビュー


ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

おっす。こんにちは。

となりです。

 

ついに衆議院選挙の期日前投票が始まりましたね。既に投票がお済みだって方もいるかもしれません。もしかもしたら、投票なんてしねーよ! って人もいるかもですね。

まぁ一応日本国民の義務ですので、選挙だけは行っておきたいですね。

 

さて、そんな街宣カーが飛び交う今節ですが、今回の記事では今週刊少年マガジンコミックスにて連載中の漫画「ランウェイで笑って」を扱いたいと思ってます。

ではどうぞ。

 

「ランウェイで笑って」の基本情報

 

  • タイトル:ランウェイで笑って
  • 出版社:講談社
  • 掲載:週刊少年マガジン
  • 著者:猪ノ谷言葉
  • 発売日:9月15日

 

「ランウェイで笑って」のあらすじ

身長は、158㎝から伸びなかった…。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい…!? 「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。

メガマガ 「ランウェイで笑って」販売ページより引用

 

「ランウェイで笑って」のレビュー。これは、最高の少年漫画なのかもしれない。

 

ということで、「ランウェイで笑って」1巻を読みました。

いやぁ、This is 少年漫画。

 

読むきっかけは、なんとぐりむくんから。

僕からではなく、彼がおすすめしてコンテンツに触れるというのは中々珍しい経験だったりしますが、彼が当作品をおすすめくれた際に『「乙りろ」が好きなら読め!』と言うので、速攻でポチることに。

後述もしますが、「乙りろ」――「月に寄りそう乙女の作法」は、ぐりむくんと昔さんざん語った作品だったりしたので、読むことにしました。

 

「ランウェイで笑って」という作品を簡潔に表すならば、パリコレモデルとファッションデザイナーを目指す高校生2人の物語と言えるでしょう。

しかし、物語は字面のように平坦な道のりとはなりません。

 

パリコレ――つまりパリ・コレクションを目指すモデルの卵・藤戸千雪は、パリコレモデルとして絶対条件ともいえる身長が高校生になっても158センチのままで、父のモデル事務所から無慈悲にもクビを言い渡される始末。

そしてファッションデザイナーを目指す都村育人は、母子家庭という環境から進学が望めない状況で、デザイナー事務所などでは雇用条件としてデファクトスタンダードとなっている専門または大学卒の条件がクリアできない身の上だったりと、両者共に壁がある状況です。

 

明確に言えばそうではないかもしれませんが、主役級の2人は物語の出だしからして先天的に夢を諦めざるえない状況と言えるでしょう。

しかし。ここで終わらないのが、この作品が“少年漫画”たる所以。

藤戸千雪の”ある”発想により、夢を諦めかけていた都村育人を巻き込んでの成長譚が幕を開けます。

まさにサクセスストーリーってわけですね。

 

とにかく熱い。チキンで、弱気で、でも……1人の女の子のために一生懸命な男の子はかっこいいという、単純だけど心揺さぶられる展開。

 

この作品の何がいいかって、とにかく熱いってことだと思います。

 

おそらく、服飾やモデルといった分野を扱った作品と聞くと、抵抗感を持つ人もいるかもしれませんが、この作品はそんなこと気にさせないだけの熱量があります。

 

そして、モデルを目指す千雪と同じく主人公である育人が凄くいいキャラクターです。

 

育人は自分で服を一から作るほどに服飾が大好きな男の子ですが、母子家庭で3人の妹の進学のために自分のファッションデザイナーになるという夢を犠牲にしようとしている少年です。

しかし、トップモデルとして必須条件である身長が158センチで成長が止まってしまい、ルックスがいいだけの少女として扱われてしまっている千雪の夢を諦めない姿勢に少しずつ感化されていきます。

 

1巻の中では、育人が作った服を着た千雪が読者モデルとして雑誌に掲載され、”とある”理由をきっかけにSNSでバズり、彼女が撮影の際に着ている服が父が経営しているモデル事務所「ミルネージュ」がその服を販売していると申告してしまったことから、父の会社を巻き込む一大事になり、急遽千雪の父が育人からデザインを買い取る展開に。

これには育人も大喜びしますが、実は育人が高校生だと父に伝えてなかった千雪の不手際で話はご破算になり、度重なる不手際から千雪はお父さんに正面からモデルとして向いていないと宣告されてしまい高校も謹慎するよう言い渡されます。

 

しかし、育人もやっぱり男の子。

周りからどんなに否定されながらも、決して夢を諦めない千雪の情熱――そして、読者モデルとして撮影された千雪の写真に心を動かされ、いつかまた千雪にプロのデザイナーとなった自分の服を着てもらいたいという夢のため、そして千雪を周りに認められるようなモデルにしてあげたいという願いから、一度は諦めていたデザイナーになることを決意。

ミルネージュへ、どうにか自分を雇用してほしいと直談判したり、独立したてでまだ名は売れていない才能ある無銘デザイナーの元へと修行に行き、年齢や能力不足を理由に師匠から帰れと言われても帰らないほどに、デザイナーとしての経験へ貪欲になっていきます。

 

この展開が、個人的にめちゃくちゃ響きました。

千雪のお父さんはかなり渋面で、ヘタレでチキンな育人にとっては大層せっつきづらい相手です。

しかし、自分に希望を与えてくれた少女のために、どんな苦境も乗り越えようとしていく根性が見ていてとても熱くなれるし、ワクワクする。

まさに、少年漫画に求めるものでしょう。

 

「月に寄りそう乙女の作法」をプレイした諸氏は、ぜひとも「ランウェイで笑って」を読んでほしい

 

やはりアパレルやファッション業界をテーマにした作品というのは、その風土もあって女性向けのコンテンツがどうしても多いけど、中には美少女ゲームでファッションを扱ったものだってあります。

 

それが「月に寄りそう乙女の作法」。

 

詳しくは長くなるので省略しますが、パタンナーの主人公が、デザイナーやモデルのヒロインたちと服飾系の学校で、ガチでコレクションなどを通じて切磋琢磨し合う名作です。

 

(……まぁ主人公がどのヒロインよりもかわいい男の娘だったり、背後に三◯財閥も霞むレベルの財閥との関係があったりはするけど。)

 

そしてすでに知っている or プレイしたことがある諸兄におかれては、服飾をテーマにした作品としてまず浮かぶのが本作かもしれない。

実際僕も「ランウェイで笑って」ってタイトル名言われて、最初に思い浮かんだのはこれだった。

 

そして、糞デカ声で言わせてほしいんだけど、

「月に寄りそう乙女の作法」プレイして馬鹿みたいにハマったオタクは、絶対「ランウェイで笑って」もハマる。

乙りろで学んだ、0から1を産み出していく中での苦悩や、先天性・後天的な欠点があってもなお夢を諦めてはいけないって信念が、「ランウェイで笑って」にも、確かに感じられた。

 

これは言っておきたいんだけど、別に作風が似ているとかではない。

思想レベルというか、コンセプトレベルで近しいってだけ。物語自体は何からなにまで別物。

 

絶対「ランウェイで笑って」を読もうな2017

 

ということで、ここまで「ランウェイで笑って」の書評をしてきた。

まだ1巻の時点でこれだけワクワクさせてくれる少年漫画なんて久しぶりだったのでびっくりした。クッソ期待してます。

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