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ラノベ

僕が小説家になろう発の作品をおすすめするのを躊躇ってしまう3つの理由。

投稿日:2017年8月28日 更新日:


小説家になろう系の作品を僕がおすすめしにくいなと思ってしまう3つの理由。

おっす。こんばんちは。となりです。

先日開催された世界最大級のアニソンフェスティバル・アニメロサマーライブ2017にて、11年ぶりに「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの番組内ユニット、SOS団の平野綾、後藤邑子、茅原実里が復活し、EDテーマである「ハレ晴レユカイ」を歌いました。

勿論ラノベ好きを名乗っている僕もハルヒに関しては思い出がある身でしたので、Twitterであの「ハレ晴レユカイ」が歌われたと知り、悲嘆に暮れましたよ。

……これがイベントに行かない人間への、「来ないとどこかで後悔するぞ……」という運営からの忠告なのだろうか?

 


 

 

そんな近況報告はさておき、今回の記事は「僕が小説家になろう系作品を他人におすすめしにくいと思っている3つの理由」を書いていこうと思います。

それでは早速どうぞ。

 

1.『なろう』の作品は「俺TUEEEE」が多すぎて、一般認知を覆すのが大変。


異世界はスマートフォンとともに。(1) (角川コミックス・エース)

 

一つ目の理由。

それは、「小説家になろう」というブランドについて回るイメージを払拭するのが面倒になってきたという理由です。

 

そもそも「小説家になろう」と言えばネット小説投稿サイトで、同業界で最大手と言われているほどの人気サイトです。

人気ぶりはウェブだけにとどまらず、各出版社がこぞってサイト内の作品を出版し、今ではラノベ売上げランキングの上位には必ずといっていいほど「小説家になろう」発のラノベが並んでいます。

そのような凄まじい人気を誇る「小説家になろう」ですが、異世界転生・主人公最強・ハーレムの3点セットが氾濫しているのが実態で、サイト内での潮流はネットの広大な海へと流れ出し、SNSやまとめサイトなどで批判の的になっていることもしばしばだったりだったりします。

「小説家になろう」の一般認知は「俺TUEEEE」作品以外無い! クソだわ! みたいな記事を一度は目にしたこともあるのではないでしょうか。

 

僕としても確かに、主人公が苦労しなさすぎる展開や、出会って数秒で〜みたいな勢いで主人公に熱をあげるヒロインがたくさん見受けられる「なろう小説」はあまり好んでいませんが……そんな中でも「蜘蛛ですが、なにか?」や「異世界居酒屋のぶ」といったチーレム(チーム+ハーレム)には属さない作品もあり、そのような作品に関しては好意的に見ています。

 

しかし前述した通り、『小説家になろう』の対外的評価は、そのように世論も”形成”されている傾向にもあることから、友人に『蜘蛛ですが、なにか?』という作品が面白いよ! と伝えても、「なろう小説なの? ◯◯サイト(まとめサイト)やTwitterなんかで馬鹿にされているみたいに、どうせ俺TUEEEでしょ?」という反応を食らったことも一度や二度でありません。

勿論最初のうちは自分の感性で面白いものを友人にも読んでもらえたら! という気持ちから、誤った認知を覆そうと努力し、実際に読んでもらい、更にはイメージが変わったよ! という感想をもらったこともありましたが、別の友人知人に勧めようとすると、同様にサイクルが必要になると気づいてからは、正直勧めるのが億劫になっています。

 

資本も傾向も違うラノベ系出版社が、異世界・最強・転生・ハーレムといった単語が入ったラノベをこぞって出版しているということは、それが売れ線であるということの証左でしょうから、近似したタイトル群が出ることを否定するつもりはありませんが、僕個人が「小説家になろう」作品を勧めるのが億劫になっている根幹には、そういった事象も関係しているのかもしれません。

 

2.女の子に活きた可愛さが無い。主人公を褒めるだけの装置感がある


蜘蛛ですが、なにか? (カドカワBOOKS)

 

2番目は見出しの通り……女の子に活きた可愛さが無いから、というものです。

今年2期が放映され、既に3期が決定している「この素晴らしい世界に祝福を!」や「異世界食堂」など、映像化がされている作品に関してはほとんど当てはまらないことではありますが、なろう小説の多くは主人公をどれだけ苦労させずに活躍させるか……という点に重きを置いている作品が多い印象で、その過程でヒロインが主人公を褒め囃す展開も同様に多いです。

 

そんな展開の多くは、ライトノベルとはヒロインの可愛さが命! という考え方を持っている僕にとって、「ああ、この作者は読者の欲求を薄暗い欲求を満たすためにこういう台詞を言わせてるのかな?」と邪推してしまい、それがヒロインたちから”活きた”可愛さを奪っていることに等しく感じてしまい、残念に思うことが多いです。

 

そしてその感情はイコールでおすすめしたいという意欲を削ぐことが多く、結果的に「話は面白かったけど、ヒロインがなぁ……」ということも多々あります。

 

3.ウェブ版は横書きなので読みにくい。

 

これも見出しの通り。

小説家になろうをスマホアプリなどで読もうとすると、基本的に横書きがデフォルトの表示で、普段小説を縦組みで読んでいる人によっては1つ大きなハードルになっています。

 

一応以下のような解決方があるようで、

 

https://ameblo.jp/ryokuma00/entry-12140076385.html

 

縦書きPDFをダウンロードすることで縦組みとなったバージョンの小説も読めますが、手法をいちいち説明するのも面倒ですし、なによりもPDFをDLしなければならないというのがネック。

 

ウェブサイト版では「タテ書き」ネットなる姉妹サイトがあり、そちらではPDFをDLする必要がありませんが、このご時勢ではどう考えてもスマホからの流入からが多いと思いますので、やはりスマホでの縦組み機能は求められているのではないでしょうか?

 

まとめ:個人的に小説自体は面白いと思えるものはあるが……でもやっぱり

 


デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (カドカワBOOKS)

 

小説自体は何作か面白いと思っている作品もありますが、前述してきたような理由によっておすすめすることを躊躇ったという経緯がありました。

 

まぁそれに、各レーベルの大賞や新刊などでも面白いと思えるものがあることも確かで、よくラノベをおすすめしあう友人などに、数年前から流れが変わることのない異世界転生系小説を勧めるのはどうかと思ってしまうことも確かです。

 

今後ラノベ業界がどのような変遷を辿るのかはわかりませんが、『小説家になろう』は今後数年も業界に多大な影響があるサイトでしょうから、プラスとなるような運営をしていってくれるのでしょうか。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

-ラノベ

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