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ちょっと保健室行ってくる。『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』1巻の感想・書評・考察

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富士見ファンタジア文庫より発売『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』


気ままで可愛い病弱彼女の構いかた (ファンタジア文庫)

おっす、となりです。

最近滞り気味だったブログ更新ですが、バンバンやっていきます。

 

ということで今回記事にするライトノベルは『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』です。

 

既に読んだことがあるという人は「いやいやもう1年近く前のラノベじゃん!」とか言わないでもらえると嬉しいです。

いや、言われたとしても、読むの遅くてごめんなさいってつまんない返ししかできないからなんですけど。

普通に他のラノベに手をつけていたら後手後手になっていただけです。

 

んじゃ早速レビューに行ってみましょうー。

基本情報

  • タイトル:『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』
  • 出版社:富士見ファンタジア文庫
  • 著者:竹原漢字
  • 画:MACCO
  • ジャンル:ラブコメ
  • 発行日:2016年7月20日

あらすじ

ずっと私のそばにいてね、飼い主さん?

病夜宮係。謎の世話係を任された僕が出会ったのは——体が極端に弱く、保健室登校の美少女・病夜宮美闇だった。ワガママ元気、好奇心旺盛すぎる彼女の夢を叶えるため、一緒に学校の謎を解き明かすことになって……

出典:富士見ファンタジア文庫公式サイト

『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』レビュー(ネタバレ無し用)

ということで、竹原漢字先生が著作、イラストMACCOさん。

確かに絵買いしました。確かAmazonで買ったはず……Amazonさんいつもありがとね。

 

買ったときの記憶を覚えてないのは当たり前の話で、かれこれ購入してから1年。っていうか7月20日ってことは今日じゃん! 運命か? 別に狙ってないけど面白いこともあるものです。

 

まぁそんな感じでやっと読めた本作ですが、既に2巻が出てるんですよね。
気ままで可愛い病弱彼女の構いかた2 (ファンタジア文庫)

 

言わずもなく買ってるんですよね。読んでもない買っちゃう。これがラノベオタクの不可解な行動の1つ。

……あるあるだよね。

 

驚きがいくつか本作あるですが、内容はどんな感じなのかと言うと……

次行ってみましょー。

ラノベだから当たり前だけど、ヒロインは可愛い。3人。

いやそんなもん扉絵で分かってるって話かもしれないですね、ごめんなさい。

 

もっと具体的に行きましょう。

 

まずタイトルにもなっております「気ままで可愛い病弱彼女」こと、病夜宮美闇。

これで病夜宮《やみやみや》美闇《みやみ》と読むそうです。

正直名前だけで混乱したのはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール以来です。

今では空身で暗唱できますが、読んだ当時は世界史の教科書に載ってるやつやんこれ……とか思ったものです。懐かしい。

 

通称・ミヤちゃんはメインヒロインで、キャッチコピーの通り「気ままで可愛い病弱彼女」です。

何が可愛いって、病弱な癖にいちいち犬みてえなところですかね。うん、構ってあげると鈴みたいに即反応してくれるところ、100点。

 

他にも白水《しらみず》泊《とまり》ちゃんやら、その妹である白水《しらみず》泉《いずみ》ちゃんなどが登場します。

 

泊は本に関することなら絶対に忘れないというハイパートンデモ特殊能力を持っているらしく、めちゃくちゃ羨ましくなりました。

本の内容や作者だけでなく、その本を読んでいた人の特徴や名前……つまり本当の意味で「本に関わること」全てを記憶できるらしいです。マジで羨ましくなりました。最近自分の年齢を思い出せなくなった僕にも分けてほしい。

 

泉は極度のお人好し。これまた「極度の」ってついてるところからも察することが容易いように、マジかよ? ってレベルのお人好しエピソードがありました。

思わず笑いそうになったエピソードだったので、興味のある人は是非チェックしてほしいところです。

 

病夜宮係ってなんやねん! からの、ほんわかミステリー

 

最初のほうで引用しているあらすじにもある通り、主人公・甘口《あまくち》廿日《はつか》(これまたすごい名前)が入学してすぐに「病夜宮係」に任命されたところから始まります。

 

この「病夜宮係」はクラスの中から1人を専任しないといけないらしく、廿日はこれを出席番号1番だからとかいう適当な理由で決められてしまいます。

 

さてそんな「病夜宮係」ですが、要は保健室の主で生徒の間では『吸血鬼』と呼ばれているミヤちゃんのお世話係みたいなもんでした。

そして主人公やミヤちゃんには、ギリギリ努力や才能といったレベルで説明ができる特殊能力があって、保健室に「とある」理由で持ち込まれるお悩みを解決するミヤちゃんをお手伝いするのも「病夜宮係」の特徴です。

 

持ち込まれる以来というのは実に多岐に渡っており、気になるあの人の噂を探ってほしいだとか、本を探してほしいだとか、まぁ語っていくと枚挙に暇がないほどです。

 

今回1巻で語られているのも、それら雑多な依頼を廿日とミヤが解決していく部分になっており、物語の構成はシリアスがあまり無いミステリーなので……京アニでアニメ化した『氷菓』に似た学内青春ミステリーを想像できるなら分かりやすいかもしれません。

 

文体は個人的に個性が強いなと感じた

 

著者の竹原先生は、非常に文章力が高い作家さんだと読んだ後に想いましたが、個人的には回りくどい言い回しが多いかなと感じました。

別に読めないというわけではありませんが、僕は端的な言い回しや表現を好むので、そこは趣味が合わなかったと感じてます。

逆に装飾されまくった――それこそダッシュが文中に多用されている文体が好きであれば、間違いなく好きになると思います。

 

そんな感じで、2巻も早く読もうと思った作品でしたので、未読の方は良かったら読んでみてください。

 

『気ままで可愛い病弱彼女の構いかた』レビュー(ネタバレ有り)

 

さてネタバレ有りの感想。

 

読み終えた時に感じたのは、ミヤちゃんが可愛いなぁというとても簡素で、多分一番同意を得られそうな気持ちでした。

言い方1つで捉えられ方が180度変わるっていう一節はまさにそうだなと思いました。

多分作者さんが一番気に入ってる文章なんでしょう。実際僕もあの喩えは好きでした。

 

ミヤ・泊・泉に深く立ち入るような展開にしてほしかったかも?

別に否定するわけじゃないですが、ミヤ・泊・泉とヒロインがいたので、誰かを中心的……まぁ1巻とすればミヤを中心に据えるのが定番だと思いますが、とにかく3人をもうちょっと描いてほしかったかなと思いました。

勿論、門前先生と阪神先輩の関係にあれこれしながらも、最終的にミヤとの関係が発展していく流れは嫌いでは無かったけれど、もうちょっと泉との間に過去起きた出来事をぼやかしながら触れていたので、そこにも突っ込んでほしかったかもしれない。

まぁ2巻でその不満……というか願望が解消されてくれる気がするので、期待したいです。

 

MACCO先生のイラストがメチャクチャ気に入った

 

冒頭でも述べている通り、完全に絵買いした作品で、イラストに関しては言うことなしに気に入った。今後MACCO先生がイラストしてるラノベは買おうかなーと考えているぐらい。

 

特にお気に入りなのは、1巻ラストの廿日がミヤにキスしようとして気づかれる挿絵。

あそこのミヤは悶えるほどの可愛かった。

 

まとめ

 

ぶっちゃけ2巻があるということで、抱えた不満などがどうなるかなーというところもあるので、2巻のレビューで詳しいことは語りたいと思っているけど、総合的に俯瞰していいライトノベルだったなーというのが感想。

 

一応考察もしておくと、泉が他人に厳しすぎる人間を苦手にしている理由の一端には、廿日または彼の父なんかが関係しているのかと見た。

 

あと、2巻でミヤの病名・フィジカルガラスシンドロームとやらがどう影響してくるかもかなり気になるところかもしれない。

フィジカルガラスシンドロームは実在する病名ではないということなので、この病気が彼女が病弱であるという設定にフレーバーを加えているのかもなーと推測したら楽しくなった。

 

さて2巻に期待して終わりたいと思う。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

-ラノベ

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