こんにちはgurimuです。
グランツールの季節がやってきました。
今年のジロの1位予想はずばり。。。ゲラント・トーマス!!!
だったんですが…第9ステージで悲劇がありましたね。
今日はそのことについて書いていこうと思います。
Skyが壊滅的な打撃を受けた今、トム・デュムラン(サンウェブ)やキンタナ(モビスター)、昨年優勝したニーバリ(バーレーン・メリダ)の3人のうちの誰かが優勝するだろうなーと思っています。
第8ステージの悲劇
ジロ・デ・イタリアラスト15km地点でその悲劇は起きました。
レースを見ていてすぐに何かおかしいと感じました。
なぜかプロトンに警察のモーターバイクが吸収されて行くのです。
しかも道幅がすごく狭いところ。
こいつは誰か接触する… そう思ったのもつかの間、大クラッシュ発生です。
サンウェブの隊列がモーターバイクを避けて行く中、1番後方を走行していたケルデルマン(サンウェブ)が避けきれず転倒しました。
その転倒がチームskyを直撃したのです。
チームskyのダブルエースであるゲラント・トーマスとミケル・ランダが怪我を負いました。
なんて日だっ!!!!!
チームskyの面々そう思ったに違いありません。
エースとして走り始めたゲラント・トーマスを応援していただけに残念でなりませんでした。
2016ツールでもレースに関係がないことが原因での落車、転倒がありましたね。
そのときは、道路に飛び出していた観客にぶつかりそうになった撮影用バイクが減速し、そのバイクにフルームらが追突してしまいました。バイクが壊れてしまいパニックになったフルームは走って坂を駆け上がったのには衝撃を受けました。
ツールでは、タイムが考慮されましたが今回は考慮されず。。。
レースに関係ないことが原因でタイム差が出るというのはいい加減にして欲しいですよね。
ゲラント・トーマスの野望
実はゲラント・トーマスはこれまでグランツールでのエースの経験がありません。
それはskyのメンバーがグランツール総合上位経験者やTT世界チャンピオンなどで構成されていたからです。
しかし、トーマスは文句の一つも言わずにフルームのアシストに徹してきました。
そんなトーマス2016シーズンの終わりにこんなは発言をしました。
「グランツールで総合優勝を狙いたい」
トラック競技からロードレースに移籍し、2015年のツール・ド・フランスで才能を開花させ、2016年も絶好調だったトーマスはこう思ったのでしょう。
俺もエースとしてグランツールで総合優勝を狙えるのでは?
と。
それもそのはず。
ボルタ・アオ・アルガルベでは、誰もが知っているであろうアルベルト・コンタドールを差し置いて総合優勝を勝ち取り、パリ〜ニースでは前年まで同チームでクリス・フルーム最強のアシストであったリッチー・ポートにも勝って総合優勝に輝いているのです。
さらに2016年のツールにはフルームのアシストとして望んだにも関わらず、総合15位という凄まじい結果を残している。
これまでわがまま(?)を言ったことのないトーマスだからこそ、今大会は頑張ってほしい!とすごく応援していたので、ジロで結果を出してもらいたかっただけに非常に残念でなりません。
第10ステージタイムトライアルを終えてのタイム差
スカイが脱落した第9ステージは、モビスターのキンタナ圧倒的な勝利を飾った訳ですが、タイム差はどうなのでしょうか>
TT終了後のタイム差を見て見ましょう。
1 トム・ドゥムラン(チームサンウェブ)42時間57分16秒
2 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム)+2分23秒
3 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)+2分38秒
4 ティボ・ピノー(エフデジ)+2分40秒
5 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ)+2分47秒
6 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ)+3分56秒
7 ドメニコ・ポッツォビーボ(アージェードゥゼール・ラモンディアル)+4分05秒
8 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン)+4分17秒
9 アンドレイ・アマドール(モビスターチーム)+4分39秒
10 スティーフェン・クラウスウェイク(チームロットNL・ユンボ)+5分19秒
11 ゲラント・トーマス(チームスカイ)+5分19秒
デュムラン速い!!!!キンタナは相変わらずTTは苦手か。ゲラントトーマスは意地を見せましたね。トム・デュムランに続いて2位という結果でした。
ってあれ。。。あの大クラッシュがあったにも関わらずあまりタイム差がないように見える?
後半のステージにはもう1度TTがあるのである程度巻き返せるような気がしますね。
総合優勝は難しいかもしれませんが頑張って欲しいです。
最後に
ゲラント・トーマス頑張れ!!!で締めようと思いましたがやめました(笑)
今大会でびっくりしたのはモビスターのアナコナとスカイのエナオです。
アナコナの引きえげつなすぎ。。。クラッシュ後のエナオの引きはんぱねえ。。。
去年のグランツールはロードレース観戦が初心者だったこともあり、エースにばかり注目していましたが、今年はアシスト選手達にも注目したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。